当社は2016年10月をもって第二期目を迎えました。
「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」
時代が進み、人々の価値観やトレンドが目まぐるしく変わりゆくなかで、組織は生存を続けなければなりません。
しかし、社会が国際的なつながりを増し、人々のコミュニケーションのあり方に多様性が加わるごとに、複雑性が重ねられ、時代の先を読むことはおろか、自らの意思決定がどのような意味を持ったのかさえも理解しがたい状況にあると私たちは考えています。
そのような中で組織とそこで生きる個人に求められることは、社会や組織を、動的に力学が発生するシステムとしてとらえることです。
そして、組織図や権力構造などの形式的な側面ではなく、特定の個人が力を持ち、部署やグループに影響力を行使しあうといった現実として起こる人的ネットワークについて、分析ほどこし、考察を加える必要があります。
組織と個人が現実をどのように乗り越えていくか。
その大きな課題について、当社は今後もお役に立てるように努めてまいります。